香りとお守りの話
シイカです。
ここ最近では日本でも、香りを楽しむことが一般的になってきたのではないかと感じています。
柔軟剤ブーム、アロマテラピーブームをはじめ、
品質の良い精油が手に入りやすくなったことや
香水に目を向ければ、ラグジュアリーなフレグランスやニッチ系フレグランスがどんどん日本に上陸しています。
ちなみにわたしは学生時代に練り香水にはまってしまい、たくさん収集していましたが、当時よりも今の方が断然種類やクオリティも上がっていると思います。
かたや「香害」などと言われ
・柔軟剤や香水の香りが、電車などの公共の場にふさわしくない
・香りで気分が悪くなる
などと主張されたり…
ほかの国と比べると日本は、何も匂わないことが良しとする、無香への支持が比較的高いような気もします。
ということで
日本はまだまだ香りに関しては後進ではないかと思いますし、わたしも日々勉強の身です。
また、香りをまとう側のマナーと付け方には、常に配慮が必要だと感じています。
さて、そんなある意味デリケートな「香り」ですが
体調や気分によって、嗜好が大きく変化するのは、たとえ香り好きでなくとも感じておられることだと思います。
私もどうしても体調が悪いとき、その期間中は香りや匂い全般が受け付けなくなったときがありました。
それまでは、フレグランスや精油、おいしいごはんやお菓子の香りに囲まれるのが至福の時間だったのに、体調でここまで変わるのかと少し衝撃を受けたものです。
そこまでの状態になるのは普段あまりありませんが
毎日忙しく、日々を白鳥のように生きている（実は影でとても努力していらっしゃる…！）
そんな香り好きさんに私がおススメしたいのは
自分が安定する香り
ホッと落ち着く香り
それを持っておくこと。
一つだけに絞る必要はありません。
自分の腹の底から、この香りといればだいじょうぶ、と感じる「お守り感」が重要です。
香調は、フローラルでもグリーンでも、オリエンタルでもウッディでもなんでも良いと思います。
香料やブランドなど
頭で考える理屈ではなく
「これが私に一番寄り添ってくれる香りだ」と思えるなら、それが一番のお守りになります。
わたしの知人の話ですが
人と外で会う時は必ず「ある香り」をまとうそうです。
まさにお守りのようだな、と思いました。
わたしにもそんな一本があります。
Abel のゴールデンネロリという香りです。
持続性にはやや欠けますが
ナチュラルな布で包みこまれる優しさのような安心感を感じます。
何千とある香水の中から、自分だけの「守り」を選ぶことはとても幸せなことだと感じます。
もしかしたら、普段から自然と選んでいるのかも…！
自分の香りをお持ちでしたら、またコメントなどで教えて下さいませ。
楽しみにしています。
エニシカ ラボ
シイカ
不思議なものが好きな人へ
シイカです。
皆さんは、ここだけは昔からゆずれない、惹かれてやまないものはありますか。
わたしの場合は、「不思議」。
言いかえるなら、「スピリチュアル」「魔法」「見えない世界」…などでしょうか。
昔から目に見えない世界や、世界中のミステリーに憧れをもっていました。
おまじないや占いなども好きで、書籍から色んな占術を独学で学びました。
また幼少期から、母親の友人のひとりがインドに長期滞在し、古典音楽のミュージシャンをしていたこともあり、小学生のわたしは彼女から聞くインドの文化や宗教観のお話に興味津々でした。
彼女の家はいつもサンダルウッド（白檀）の香りがして、とても居心地が良かったです。
スピリチュアルの先駆け、シャーリー・マクレーンの本を貸してくれたのも彼女でした。
目には見えないけれど、わたしたちに影響を及ぼしている「なにか」がある。そして、それはとても不思議で、魅力的。
夢見がちで、妄想力豊かな
一歩間違えるとだいぶ怪しい（笑）
変な子どもでした。
そしてその感覚は、大人…社会人になっても続きます。
ただし、子ども時代と違うのは純粋な興味に見せかけた、逃避行動だったんじゃないかということ。
わたしは大学を卒業してすぐ中学の英語の先生になりました。仕事のストレスや現実の辛さを、そういった精神世界の講座や〇〇セラピーなどを学ぶことで発散しようとしたのです。様々な占いを学んだり、著名な人に見てもらったりもしました。
もちろん、お金もかかりました。
でも、どこまでいっても満たされない。
そして様々、散々やってきて
最終的に行きついたのが
自分の内を見つづけること。
自分に正直に生きること。
そのために、行動すること。
地に足をつけて生きること。
私たちは生きているだけでスピリチュアルであり、特別なものではないこと。
という、極シンプルなものでした。
一人一人違う人間だから、幸せや満たされる感覚も、それぞれ違うこと。
そんな当たり前のことに、なんで気付かなかったのやら、です。
当時は仕事のしんどさに、自分を見失い
完全にセミナージプシー化していましたが
外に癒しの答えを探す限り、一生見つからないことに気づいたのです。
そして、安定した職である公務員…教師を辞め、優しいパートナーと結婚し、今は好きなことをしながら毎日生きています。
このターニングポイントでお世話になったのが、美雨とハルモニアです。
とは言っても人間ですから
たまにブレることもありますが
そういう時はタイミングばっちりで
シャキッと襟を正す出来事やご縁がちゃんとやってきます。
怪しく見えるかもしれないけど
自分の内からの声を聞くこと、感じることが一番大事だと知りました。
今まで独学でやってきたことも
これから何らかの形で生かせる場があるはず。。
ということで
目に見えないけど昔から大好きな感覚の一つである「香り」と
自分を知るツールを使って、現在、私がわくわくする試みを検討中です。
その際はツイッターでお知らせいたしますので、お楽しみに！！！
あら、香りのことがほぼない記事になってしまいました。。汗
また次回以降で
香りと体調の話や
アロマテラピー検定に一発合格する方法
調香の難しさとおもしろさなどについて
触れていけたらと思います。
それでは、see ya!!
エニシカ ラボ
シイカ
始動
人の関係性やつながり
そこにまつわる転機
いわゆる、ターニングポイント
自分の力だけでは説明できない
何かの力が働いているとしか思えないことって、意外とあるように思いませんか。
それが、縁（えん。えにし。）
人の目には見えないけれど、人生のいたるところで触れるもの
そして、人がもつ5つの感覚
視覚、嗅覚、味覚、触覚、聴覚
それらのなかで、もっとも「原始的」かつ「脳に直接アクセスしうる」感覚が
嗅覚だと言われています。
エニシ（縁）と、カ（香）
エニシカ ラボは、ここから始まりました。
申し遅れました。
シイカと申します。
香りに目覚め、東京のサロン・アブラクサスのChiyo先生門下にて、調香の技術を学んでいます。
心のことや生き方は、クリエイター集団ハルモニアにて日々活動と発信をしています。
今となってはようやく落ち着きましたが、ここまでくるのにはとても長い道のりでした。
これまで、様々な心のこと、生き方や自己啓発などを学ぶため、相当なお金を使ったあげく、どうすれば楽に生きられるのか、幸せな人生を歩めるかを必死で探してきました。
そのため、たくさん失敗もしてきました。
結局、さんざんやらかしながら行きついた先には
そんなマニュアルはどこにもないという、当たり前の事実。
自分のことを少しずつひもとき、本当の望みのために行動することでしか、人は満足できないからです。
人が何で満たされるのかは人それぞれ違います。
そのなかでも
わたしが注目しているのは香りと人（の縁）です。
好き、きらい
これがはっきりわかるのが、香りです。
好きかどうかわからない、なんて言葉は、フレグランスなどを試香している人から、あまり聞いたことがありません。
人の感覚のなかでも直感的な、香りと嗅覚
そして人生に大きく関わるものの、ある意味では感覚勝負である、縁をつかむ/寄せること
わたし自身が一番興味のあるこの２つのテーマには
深い関わりがあるような気がしています
今後はひとの縁と香りについて
皆さんの助けを借りながら、いろんな試みをしていく予定です。
誰もやったことがないであろう、チャレンジングな場にして参ります。
今後とも、よろしくお願いいたします。
エニシカ ラボ代表
シイカ
