実験室で遊ぶシカ🦌

実験室エニシカ ラボ。香り、英語、占星術、生き方を徒然。

シイカ妊婦小話

2月なのになんとポカポカ陽気。

 

 

 

香りに特化して綴っていけたらと思ってるはてなブログですが

今回は個人的な話ですのであしからず!

 

 

 

次回は、妊娠と香りの感じ方について更新予定です…予定という未定…!

きっと書きます♡

 

 

 

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先日、Salon Ablx にて調香クラス初級も無事修了しました。パチパチ

SCHOOL | Fragrance Salon Ablxs〈アブラクサス〉

 

 

 

さて私ごとですが昨年初めて妊娠しました。

幸運なことに特に大きなトラブルもなく、現在8ヶ月が経過しています。

 

 

 

 

正直、わたしは母親の自覚が足りないまま妊娠しました。

理由は、どうしても子どもが欲しい!!と思ったことがないこと(むしろ、産めば自分の好きなように生きれなくなるのでは、と思って怖かった)

 

 

 

周りで出産報告を聞いたり、妊活にはげむ知り合いを見ても、それほど心に響いたり焦ったりがなかったこと、など。

 

 

 

さらに夫は子どもが好きで、わたしはどっちでも良い。

だから、

出来たら、ちゃんと育てよう

大人だし大丈夫である、と

あくまでも自然にお任せなスタンス。

 

 

 

一昨年に教員の仕事を辞めてから

こころと身体が自然とゆるんでいく流れで、自然に授かりました。

若くもないけど、高齢出産と呼ぶには少し早く。

 

 

 

そして体調不良と月のものの遅れに気づき

はじめて検査薬を買い、陽性反応が出たとき、私は夫の前で号泣しました。

 

 

 

これは嬉し泣きなどではなく、自分のことしか考えられず

これからの不安ばかりが押し寄せてきたからです。

こうやって読むと先輩ママや、妊活されてる方からは怒られてもおかしくないですね…

 

 

 

子どもを産み育てることは本当に素敵なこと

けれど、私がいまやってみたいことは出来るんだろうか。

出産に耐えられるのか。

元気に産まれてくるのか。

ましてやちゃんと育てられるのか。

 

 

 

不安

妄想

焦り…

 

 

 

子どもはどちらでもいいなんて言っておきながら、いざこうなってみると自分のことしか考えられず

軽くパニックになりました。

 

 

 

 

マタニティブルーなんて言葉がありますが、その渦中にいたのかもしれません。

妊娠、出産、育児に対して過剰な不安やプレッシャーを自分にかけていた時期だったように思います。

 

 

 

すると内側の状態は、自然と外側にあらわれて、無言の圧力になります。

私をもっと大切にして!

妊婦なんだから、大変なんだから気にかけて!

と。

無意識のうちに周りに甘えていたことを指摘されて気づくことになりました。

いわゆる妊婦さま状態でしょうか。。

 

 

 

そんなとき

 

 

子どもがいても、いなくても

何かがやれても、やれなくても

誰のせいでもない

ただ目の前にあるだけ

ただそうなだけ

不安や妄想は、すべて幻

すべては今しかない

自分でコントロール出来ることなどない

 

 

 

妊娠、出産でさえ自分がコントロールできることじゃないでしょ?と。

メンターである美雨ちゃん

月夜の祈り

から気づきをもらい

いまは不安を感じることはほぼなく

マタニティヨガをやってみたり

エコー検診を毎回楽しみにする、おだやかな?!期間を過ごしています。

 

 

 

さらに今やろうと思ったことには、妊婦を言い訳せずにやってみることも。

ただし、自己責任で。

授かってからは身体がいちばんの先生ですから、なにか不調を感じたら無理はしないことにしています。

 

 

 

 

調香のクラスも、つわりがあった時期もなんとかクリアし

新幹線で東京から関西方面へ行ったり(香川の金刀比羅宮こんぴらさん)の階段登りと…さすがに最後までは行けずギブアップ( ´Д`)

 

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私のお腹はどんどん大きくなりながら

比例して私のエネルギーもマシマシで増えている気がしています。

 

 

 

そうは言っても、産んでからは大変だぞ!とか

産まれてからは自分の時間なんて取れないぞ!など

色んな言葉ももらいますが

そこは自分次第なんだと思っています。

 

 

 

今回のことで

マイナスもプラスも両方の振れ幅を経験出来ている気がしています。

基本的に浅はかでペラい性格なのですが、これはこれでよしと。

 

 

 

このように、現在やる気まんまんなので

調香クラス後初の新しい香りを作るべく、また新しく香料を取り寄せています。

英語のブラッシュアップも再開中。

ゆるゆると、気になることをやる毎日です。

 

 

 

ポカポカ陽気で花粉がつらい

イカでした

 

 

ツイッターもどうぞ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数秘と香りイベント開催中です!

イカです。

 

 

今夜〜明日いっぱい

11月21日〜22日(23:59)まで

数秘と好きな色からあなたの魅力を引き出す香りを提案するイベントを開催中です☆

 

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数秘モードの頭でその方のバースナンバーと好きなカラーを見ると、いろんなイメージが浮かんできます。

 

それは単語であったり、温度であったり、香りや花であったり。

そこから私が今まで嗅いできた沢山の香りからぴったりのものをチョイスしたいと思います。

 

 

アロマセラピーなどで言われているように

香りは無意識に働きかけるもの

そして

香りはもっとも原始的な感覚

 

 

数秘も無意識の自分をあぶり出すツールのひとつですので、親和性があるのではないかと感じています。

 

 

興味があれば、ぜひぜひご参加くださいませ!

Twitter上のイベントとなります⭐️

 

 

↓イベントについて

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↓計算方法

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エニシカ ラボ

イカ

 

数の不思議

 

イカです。

 

 


みなさまは、占いの館に相談しに行ったり占いにハマった経験はありますか。

 

 

 

わたしはあります…(`ω´)
そういう系統が好きな人だったので高校生〜20代なかばまで、そういう場所にちょくちょく行ってましたが
最近はめっきりなくなりました。

 


今でも占いは人並みに好きですが

よほど信頼できる人でないかぎりは

ピンときません。

 


そうなった一番の理由は
身の回りに起きる「お悩み」のほとんどは自分が作っていると腑に落ちたこと。
なので、まずは自分で覚悟を決めたらあとは行動するしかないということがわかったからです。

 

 


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その上で問題解決のために、
ひとりでどうにも出来ないならば
その道のプロや信頼できる人におはなししたい!と今は思います。

 

 


昔はとにかく安心感がほしいと願い、自分が傷つくことが嫌だったのかもしれません。

 

 


高校生時代
ドキドキして何十分も待って、30分数千円だして見知らぬおばちゃんがめくるカードを見ながら
よくわからないアドバイスを聞いてたあれは何だったんだ…と今となっては不思議です。笑

 

 


片思いがどうなるかとか
結婚の時期はいつかとか
当時はそれなりに真剣でしたが
今思えばアイタタな質問ばっかりで

 

 


悩み自体が完全に趣味でした。

 

 


でも、アイタタな時期もあっていい。
思い返すと笑えるし恥ずかしいけど

当時の自分はそれなりに頑張っていた。
それがあるから今があるとも思います。

 

 


とりあえず歴戦のイタいシイカですが
今でもたまに自然とやってしまうことがあります。

 

 


それが、数に注目すること。

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わたしには不思議とよく出くわす数があり、それが8なのですが
番号札が35など、足すと8になるパターンもよくあります。

 

 


数に関連する占いとして数秘術というものがあり、それでいくと

 

 


8はわたしの誕生数。

 

 


誕生数は、1〜9、そして11、22、33のゾロ目からなります。
※諸説あり

 

 


生年月日がわかれば足し算だけの計算で出せますので、
いっとき数マニアとなったわたしは誕生日を聞いては足し算ばかりしてた時期がありました。汗

 

 


それがなかなか納得できたりして、本などで検証していると、他の占術との関連性があることがわかったり。

 

 


例えばタロットや西洋占星術は、この数秘とリンクしています。

 

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…と、なにやらオタクじみてきたので、今日はこの辺で。。

 

 


最後にお知らせですが


近日中にTwitter上にて
これら数秘などのツールを使い
今のあなたにぴったりの香りを提案するイベントを開催予定です。

 

みなさまのご参加お待ちしております☆
お気軽にどうぞ〜!

 

 


エニシカ ラボ
イカ

 

調香を学ぶことになったいきさつ

イカです。

 

 


現在はサロン アブラクサスを主宰されている調香師Chiyo先生より、調香の基礎を学んでいます。

 

 

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そんなわたしは、情報検索大好きでネットサーフおたく。
なにかを始めようとするときには、徹底的に調査しようとするくせがありました。

 

 


ひょんなことから
知人から香水を作ってみたらどうか?と提案された時は
子どものように胸が高鳴り
パァっと新たな視界がひらけたような気がしました。

 

 

 


そこでさっそく、調香師についてネットで調べると、尻込みするような内容がヒットしまくるのです。

 


たとえば

 


・日本の学校で学べることはたかが知れている、フランス語と英語をマスターし、フランスの調香師養成学校に入学すべきだ(ただし超狭き門)

 


・入門レベルで400以上の香りを嗅ぎ分けられて当たり前の天性の鼻の持ち主

 


・理系であること、化学の専門知識は必須

 


・そもそも日本人には海外の香水文化が身についていない、海外の調香師と同じ土俵でしのぎを削るのは相当たいへんなこと…

 

 


などなど。
本気でやろうと思えば思うほど、気持ちがぷすぷすと折れていくように感じたものです。

 

 

 

うなだれる

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というか
完全文系で、英語はそこそこ出来ても仏語はサッパリ
天性の鼻など持ち合わせてもない
純日本人のわたし。
仕事もしながらだから、毎日通うようなスクール形式も厳しい。

 

 


むしろそんな自分がいきなりトップレベルに達しようとすることが不自然です。
いきなりパーフェクトを目指して、他と比べて、勝手に心折れる。

 

 


さらにそもそも
わたしがやりたいのはそこか?
わたしは超有名フレグランスブランドのラボで働きたいの?
とも思いました。(なんとおこがましい)

 

 


ちがう、ちがう!!!

 

 


わたしは純粋に香りが好きで
偶然にも本名が「かおり」で、産まれた時から香りと一緒

香りに触れていることが楽しい

 

 


じゃあやればよい!となりました。

 

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タイミングがきたんだから、それに従ってまずはやる!と
調香の扉を叩いたのがキッカケです。

 

 


それまでは香りは好きとはいえど、香水の基本的な知識やブランドなども
Twitterなどでお見かけする香水マスターの方たちと比べると全くで。

 

 

 


現在では少しずつ、たくさんの名香たちに出会い、それらから学び

自分の好きな香りを見つけています。

 

 


また、今まで経験してきた自分を知るツールとともに
自由に香りを組み合わせたり
その香りで自分の本質を思い出せるような体験が出来たら最高だなぁと思い

調香をしたり
このブログを書いています。

 

 

 

階段が見える

上にはゴール

ただ歩みをとめず進むだけ

シンプルでした

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最後に
わたしのような思考型さんへのアドバイス

 

 

何か気になる、と思ったとき

 

 

考えたり調べた脳みそ自身はやらない方がいいと言っているのに
心の中はざわざわして、どうしても気になって仕方ない…

 


もしも、そんなことがあったなら

 


「まずやってみる」
アクションを起こすことも必要なのかもです。

 

 


エニシカ ラボ
イカ

 

 

調香師が描くもの

 

現在でもたくさんのフレグランスブランドが誕生し続けていますが

近ごろは、素敵な香りをクリエイトし続けている「調香師」という人たちにもスポットが当たる機会が多くなってきているように思います。

わたしは、造り手が注目されることはとても素敵なことだと思っています。

 

 


世界中のフレグランス業界で活躍するトップ調香師から、どこにも属さずに自分のこだわりと独自性を追求し続けるインディーズ系の調香師まで、さまざまです。

 

 


そのバックグラウンドも、独学で学び技術を身につけたという人から、調香の世界では超エリートであるフランスの某学校でみっちりと訓練し、大手企業で下積みから上りつめてきた人まで、これまた多種多様。

 

 


でも、著名な調香師の方々が生み出した香りに触れてみるとおもしろいもので

 

 


あぁ、これは〇〇さんぽい!
なんか、〇〇さんなのに意外!

 

 


なんて、調香師のクセや得意分野を知ったように感じて想像してしまうなんとも偉そうな自分がいます。。
一歩を踏み出した自分も、世界中の偉大な方たちから、そのエッセンスを大切に学んでいきたいと思います。

 

 

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さて、調香のことは調香師に聞くのが一番、ということで
実際に活躍されている方から話を伺うチャンスが最近ありました。

 

 


その方のお話によると、新しい香りを生み出すプロセスは、調香師自身の記憶や鮮やかな体験がもとになっていることがある、ということでした。

 

 


大手では、市場調査した上でこんな香水を作ってほしいと打診するオーナー側

それに頑張って応えるという調香師

という、商業的な図がどうしても浮かびますが

 

 


最近注目されている一部のフレグランスブランドは
オーナーの方針により、ブランドの世界観は崩さずに、それぞれの調香師のセンスとアートを尊重して香りを生み出しているようで、それがとても自由で面白いと感じました。

 

 


調香師が自由に、己の感性と香りのパレットを用いて、ボトルの中の液体に命を吹き込むようすは、さながら「香りの魔術師」。

 

 


色鮮やかな心象風景


自身の心がうち震えた瞬間


だれかと共有したいユニークな旅の思い出


濃密に息づくベールの裏の情事・・・

 

 

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全部が生き生きとした物語として、香りに立ち上ってくるようでワクワクしますね。

 

 


ちなみに聞いたエピソードの中でおもしろいと感じたのが

 

 


ある外国人の女性調香師が、日本の山寺を訪れたときにたまたま遭遇したニホンザルの姿が、なんとも言えずユーモラスでピースフルだったと。
お寺も含めた背景の景色ごと切り取った香りとのことでした。

 

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ちなみにそちらが
ズーロジスト(Zoologist )のマカク(Macaque)

 

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ProficeのHPより

 

 

 


実際は爽やかでみずみずしく、グリーンとフルーティさを感じますが、お茶のような日本らしい香りもあり

静けさを感じさせる使いやすい香りでした。

 

 

 

こうして貴重なお話を聞いたり

新旧問わず新しい香りに触れるたび

この世界の懐の深さと無限の表現力に驚きつつ

 

 

 

調香師のつとめの中には

自分の中の引き出しを増やすこと

すなわち

プラスもマイナスも含めた心揺さぶられる体験をストックしていくことが、表現の幅につながることを改めて思っています。

 

 

 

エニシカ ラボ

イカ

アロマテラピー検定☆一発合格法

イカです。

 

 

皆さまは、アロマテラピー検定を知っていますか。

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民間資格であり、取ったからといって就職に有利などは特にないものの、アロマが好きだったり、趣味で精油を使いたい人には基礎知識が身につく、まあまあ良い資格だと思います。

 

 

 

私の場合は香りが好きだったことと、香りを癒しに取り入れようと感じたことから、教員として働きながら、主に夜寝る前に勉強していました。

 

 

全体の合格率も高く90%ということで、どうせやるなら満点合格だ!と、気合いをいれて1カ月前から対策スタートし、1級合格しました。

 

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↑2018年11月14日現在の公式HP

 

 

 

今現在は、当時いろいろと記憶した精油の香りのイメージの掴み方などが、調香を学んでいる今役立っている気がしています。

どんな経験も血肉になってるんだなぁと思いましたので、今回は私個人の検定対策を紹介したいと思います。

 

 

〜シイカ版〜

アロマテラピー検定1級・1発合格法★

 

 

【目次】

①一日対策講座を受講した

②検定対策用の精油セットで20種類の香りを覚えた

③薄い問題集一冊を繰り返した

 

 

 

以上の3つです。

順を追って解説します。

 

 

①インストラクターの一日対策講座を受けた

 

これはたまたまご縁があったアロマの先生がいたので受けました。先生が独自でまとめたテキストを入手できたので良かったです。

覚えるポイントなども教えていただきましたので、試験の全体像をつかむ上でとても役立ちました。

 

 

また試験の枠を超えて、アロマテラピーとは?香りとは何か?という内容についても触れてくれたことが良かったです。質問にもすぐ答えてもらえますし。

 

 

 

②検定対策用の精油セットを購入

 

 

これが唯一、頭の暗記ではどうにもならない部分でしょう。

いわゆる香りの「かぎ分け」です。

 

 

2級用と1級用がバラ売りされていますが、1級を受ける人は両方買わなくてはいけません。理由は、1級には2級の内容も含まれるからです。

Amazonでも手に入ります。

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Amazonより2018年11月14日現在

 

 

 

ちなみに、1級のセットの方が2級のより少し高いです。

というのも1級には、ローズアブソリュートカモミールローマン、ネロリなどの希少性の高い精油が含まれているから・・・

(しかも他の精油と比べて0.3ミリしか入っていない。ほんのちょびっとです。汗)

わたしは1級のみ受けたので、両方の級の精油20種類を一度に覚えました。

 

 

香りを覚えるときのシイカ流のコツは

 

 

①試香紙に精油の名前を書き、その精油を付けて嗅いでみる。

 

②嗅いだときの印象をノートに書きだす。

色や風景、形や温度など、自分が浮かんだことばで。そのほうが覚えられる気がしました。

 

③最後は自己テスト。試香紙を目をつぶってシャッフルし、目をつぶったまま嗅いで、香りを当てていく

 

 

・・・という感じです。

なんとも原始的な方法で申し訳ありません。笑

試香紙に精油名を書いているので、自己テストが大変でした。

他に良い方法があればそちらを採用して下さい。

 

 

ちなみにわたしはグリーン、ハーバル系の見分けがつきにくく

クラリセージ、ジュニパー、マジョラムあたりは間違えやすかったと記憶しています。

イランイランやローズ、サンダルウッドくらいはっきりしていれば迷いなく答えられるのですが。笑

 

 

多少不安ではありましたが、何度も繰り返せば覚えるので大丈夫です。

 

 

ここでのポイントは、日本で大手の「生活の木」さんのものを購入すること。理由は、本番の試験でこちらの精油が使われるためとのことです。

(なんだか大人の事情的な利権の匂いがするような・・・|ω・`)

色々意見は分かれそうですが、現段階では検定対策用としてこちらで入手するのがベストかと思われます。

 

 

 

③赤シート付きの薄い問題集

 

ここは暗記するしかないところですね。。

 

実践的な問題に慣れておく必要があると思い、薄い問題集を一冊購入。

それを、寝る前にベッドの中でやりました。受験生さながら、オレンジの文字が消える赤シートを使いつつ。

だいたい仕事の疲れで寝落ちしていましたが・・・

 

コツは、覚えてなかったら答えをみてさっさと次にいくこと。

英単語を覚えるときもそうですが、繰り返して脳に定着させるほうが効率が良いです。

繰り返すとスピードアップし、3〜4回くらい繰り返せたので自信もつき、一冊で必要十分でした。

 

 

 

以上、長くなりましたが、好きな分野だったので苦じゃなかったです。

むしろストレス解消になってる部分もありました。

受験勉強もこれくらい楽しければよかったと思いました。

 

 

 

アロマで検定という切り口ですが、香りに興味のある人は入り口として挑戦してみると意外と楽しいかもしれません。

 

 

 

エニシカ ラボ

イカ

 

天然香料と合成香料

 

イカです。

 

 


調香を実際に学びはじめてから、多様な香料に触れる機会が増えました。

フレグランスやお香などはもともと好きでしたが、その原料である香料を学ぶのは毎回新しい発見があり、とても楽しいです。

 

 

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現在は、サロン アブラクサス Chiyo先生

 

Fragrance Salon Ablxs〈アブラクサス〉 | あなたの中にひっそりと佇む「物語」を描き出す調香師Chiyoが主宰するFragrance Salon Ablxs(フレグランス サロン アブラクサス)。

 

の門下にて、調香を学んでいます。

その技術の奥深さと難しさ、その複雑な世界に、毎回イメージ通りの香りを目指し試行錯誤しています。

 

 


また、調香師の基礎トレとして、多岐にわたる香料を覚えたり、それらを組み合わせたらどんな香りになるのか、組み合わせた後の香りもイメージとしてインプットしていくことが不可欠です。

 

 


さて今回のタイトル

天然香料と合成香料についてです。

 

 

●天然香料…いわゆる精油エッセンシャルオイル)がほとんど。

草花、果皮などの植物由来のもの、樹脂から抽出するものなどなど。

現在ではムスクなど、動物由来の天然香料は一般ではほぼ入手不可能だったり、希少価値が高く超高額。

 

 

●合成香料…天然香料を模して、あるいは自然にはない新しい香りを目指して、香料会社が日々研究して作っている人工の香料。化学の結晶とも言えるかも

 

 

 

最初、何も知らないわたしは

天然香料が◯で、合成香料は×だという偏ったイメージを持っていましたが、それぞれどちらにも良さがあることを、学びはじめてから知りました。

 

 


わたしの場合、自然なものにこだわりたい気持ちがありましたが、現実問題として天然香料のみでフレグランスを作るとなると

 


・持続性の問題

・複雑さや奥行きを出しにくい

・香水には欠かせない、アニマルノート(アンバーグリスやムスクなど)の香料が手に入らない

・もし入手出来ても、完成品が高価になりすぎる

 

 

こういった理由から、天然香料100パーセントと謳っているフレグランスメゾンは、ものすごーく研究して持続性や奥行きを出していたり

そのぶん手が出にくい(おいそれとは買えない)値段だったりするのではないかと推測します。

天然香料のみでクオリティを保つのは、ほんとうにすごいことです…

 

 

そんなこともあり、自分のイメージにぴったりくる香りを作るためには天然、合成問わず出来るだけ品質の良い素材を使い、調香に工夫をすることが大事であると今は考えています。

 

 

イランイランの花

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世界中の香料会社が、新しい合成香料を開発することにしのぎを削っており、

うまれたそのつど歴史を変えるような香水が現れていることを考えると

 

 

調香師がイメージを描く画家だとしたら

パレットの絵の具である色彩は多いほどクリエイティブなものがうまれる可能性は高まると感じています。

 

 


例えばCHANELのNo.5

 

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(写真はWikipedia より)

 

 

 

No.5は当時新しく開発されたばかりのアルデヒドという合成香料を、世界ではじめてふんだんに使った革新的な香りでした。

 

 

女性の社会進出がはじまった時代とリンクするような、少しひんやりしたアルデヒド。クールなシャネルスーツを着た、大人の女性の自立をイメージさせます。

 

 

No.5は「誰にも真似できない、CHANELだけの香りを」というココ・シャネルのこだわりもあり、ジャスミンやローズなどの天然香料も当時から最上のものを使い続けているとのこと。

200種類を超える香りを緻密に組み合わせた上に、原料に最高級品を使えば、競合する他社だって、容易にはコピーできないはずだろう、という調香師の考えだったそうです。

 

 

 

香料ひとつとっても

ふしぎな魅力と

深遠な世界があり

知れば知るほどその虜になりそうです。

 


密かな夢として、人生で一度は香料の聖地、フランスのグラース地方を訪れてみたいと思っています。

 


エニシカ ラボ

イカ